3月6日 『歎異抄』輪読会を開催しました
今回は『歎異抄』第四条について学びました。第四条では慈悲、慈愛ということが主に語られています。親鸞聖人は、聖道の慈悲と浄土の慈悲の具体相を説きながら、そこには「かわりめ」があるのだと教えてくださいます。その「かわりめ」とは、自分の起こす慈悲心、愛情の限界があると思い知らされる点です。私たちのたすけたいという思いは、自らが弥陀にたすけられる身となってはじめてすえとおるのでしょう。それは共に阿弥陀さんにたすけられる身であるという眼が開かれることかと思います。
次回は4月3日(水)14時からとなります。第五条について一緒に輪読して学びましょう。