1月27日 親鸞聖人御命日の集いを開催しました

今回の『御文』(二帖目第三通)でも神明を軽んじる問題が取り上げられております。その中で本地垂迹説ということが出てきたので、本地垂迹説という論理と、親鸞聖人が廃仏派の物部守屋について謳った「弓削の守屋の大連 邪見きわまりなきゆえに よろずのものをすすめんと やすくほとけともうしけり」の一首ついてたずねました。

『唯信鈔文意』では、前回の復習をした後、『五会法事讃』の文の「不簡破戒罪根深」について考えました。特に「罪根深」の所で「謗法闡提の悪人」と親鸞聖人が解釈しているところに着目して、闡提の回心について『涅槃経』に説かれるアジャセ王の救いを通してたずねました。

次回はアジャセ王の救いの話の中で出てきた「六師外道」について見た後、「但使回心多念仏」について親鸞聖人がどのような解釈をしているのかを見ていきたいと思います。

少しでも興味がありましたら、是非ご参加ください。