9月4日 『歎異抄』輪読会を開催しました

 今回は師訓篇の最後となります第十条について見ました。「無義をもって義とす。」ということを親鸞聖人は法然上人のおおせとして度々語ります。それは、法然上人の説かれた本願念仏の教えが、これまで自分が正しいと思っていた義を超えた世界を開き、無義にこそ人間が救われていく道があることの頷きがあったのだと思います。
 次回から異義篇に入りますので、引き続き読み進めてまいりましょう。開催日は10月2日(水)14時からとなります。