9月3日 『歎異抄』輪読会を開催しました

今回は後序の最後に記述されている、所謂「流罪文」について学びました。『歎異抄』の最後に「流罪文」が置かれた理由とは何かを、武田先生の視座を参考に、「自力のはからい」という『歎異抄』で語られる異義の根本課題がこの「流罪文」からも教えられるのだと確かめました。
今回で約2年間輪読してきた『なぜ?からはじまる歎異抄』を読み終えました。この書の学びを糧に、来月からは新たに三明智彰著『歎異抄講義 上巻』を皆さまと輪読していきたいと思います。
次回は10月8日(水)14時から開催いたします。第2水曜日の開催となりますのでご注意ください。