8月9日 写教の会を開催しました
第5回目となる写教の会を開催しました。今回は釈迦章の最初「如来所以興出世 唯説弥陀本願海 五濁悪世群生海 応信如来如実言」の2句4行を見ました。『書いて学ぶ親鸞の言葉』のコラムを読み、そこに出てきた二尊教ということを中心に確かめました。親鸞聖人は釈尊をして釈尊たらしめたものは弥陀の本願だという心が一貫しているのです。親鸞聖人は、釈尊が説いたのが弥陀の本願であるというよりは、弥陀の本願から生まれられたのが釈尊であるといただいていかれたのだとおもいます。しかし、釈尊が弥陀の教説を説かなければ私達は阿弥陀の本願を聞く事はかないませんので自然と二尊と仰がれるのです。また、釈尊が唯弥陀の本願を説くためだけにあらわれたと言い切る親鸞聖人には「五濁悪時群生海」という時機の自覚があるのです。
次回は、9月13日(日)14時~を予定しております。少しでも興味のある方はお気軽にお問い合わせください。