4月27日 親鸞聖人御命日の集いを開催しました

 

今年に入って初めての御命日の集いを開催しました。先ず『御文』一帖目第十二通で問題に挙がっている毎月の会合での座談会の在り方について考えました。また、『唯信鈔文意』では前回の復習も兼ねて、親鸞聖人が「迎」を「むかえたまうという、まつというこころなり。」と解釈なさっていることに着目し考察しました。

また、『大無量寿経』下巻の「願生彼国」という言葉を「彼の国に生まれんと願えとなり」と注釈して、願生彼国を阿弥陀の呼び声であると親鸞聖人は言っているのは、先ず阿弥陀の呼び声があって、それに応える形で私が阿弥陀の浄土に生まれたいと願う存在となる事を伝えようとされているのだと確かめました。