8月27日 親鸞聖人御命日の集いを開催しました

今日の『御文』三帖目第二通「如説修行」

 この『御文』では、二つの選択が説かれます。それは、聖道自力と無信単称ということです。聖道自力の問題は、何度も尋ねておりますが時機の問題です。その後の無信単称とは、浄土門の中の問題です。どちらの選択も、自身を通して経典に向き合っているかが問われているように思います。

『唯信鈔文意』・『唯信鈔』

 親鸞聖人にとって往生の真因を語る時には、本願の三信心、『浄土論』の一心ということ。そして、愚というところに立って教言を見ておられたことを『唯信鈔文意』を再度見て確かめた。その後、『唯信鈔』に戻り願文の「十念」について聖覚が口称の念仏であることを説くことを見た。

 次回のおたいやは9月10月がお休みになりますので11月になりますが、今日の復習を兼ねて『唯信鈔文意』の最後の所を読み進めていきたいと思います。