12月27日 親鸞聖人御命日の集いを開催しました
今回は三帖目第四通「大聖世尊」を見た後、『唯信鈔』の最後にある問答の一番目を見ました。『唯信鈔』では、臨終の念仏の功徳と平生の念仏の功徳では、臨終の念仏の方がはるかに功徳があるという考えについて、聖覚がどのように説いているのかということを見ていくなかで、自らの命が危うくなった時には、様々なものに頼ってなんとかしたいという思いが強くなるということが指摘されていました。普通は病に倒れれば、健康になることが救いであると考えるが、真宗ではそれを受け止める勇気を阿弥陀仏からたまわって生きて行くことが救いであるということを、「大聖世尊」の『御文』の流れで確かめた。
その後は、仏具のおみがきをおこないました。お集まりいただきました皆さまが一生懸命に磨いてくださったおかげで、とても綺麗になりました。本当にありがとうございました。
修正会を1月1日11時から厳修いたしますので、年の始まりに是非お参りください。