1月27日 親鸞聖人御命日の集いを開催しました

 今日の『御文』(三帖目第五通)では、諸仏の願いに超えすぐれた大願が阿弥陀仏の誓願であるということの背景には、自身の愚かさと、実は阿弥陀如来の本願に十方衆生が出遇うことこそが諸仏の本当の願いがあるということを確かめた。
 その後の『唯信鈔』では、衆生の悪業と弥陀の願力のどちらが深重であるかを考えた時に、悪業の方がまさると考えて苦悩する者にたいして、聖覚が弥陀の願力のほうがまさるということを、現に人間界に生まれたことなどを通して明らかにしていくところを見ました。