3月20日 春の彼岸会兼永代経法要を厳修しました
今回は本願寺出版から初めて「永代経」の冊子が刊行されましたので、先ず真宗における永代経の願いについて確かめました。その後、自分の「宗」(ムネ・中心)を、南無阿弥陀仏と申して生きていくことの内実を、善導大師の「二河白道譬」について見ることを通して考えました。浄土に往生するというと死後の話ように思われるかもしれませんが、そうではなく、今、南無阿弥陀仏と申すところに汝と呼びかけ続けてくださっている弥陀に包まれ、きみ行きなさいという釈迦諸仏の声に励まされ、思い通りにならない世をしっかりと生きて行く勇気を賜るのが、念仏往生、浄土真宗の生き方であろうかといただかれます。
当日は天候不順が予報される中、足をお運びいただき誠にありがとうございました。