5月1日 『歎異抄』輪読会を開催しました
今回は、「親鸞は弟子一人ももたずそうろう」という言葉が有名な『歎異抄』第六条について見ました。
第六条では、本願念仏の教えを伝える者(師)と聞く者(弟子)の関係性の中に、「如来よりたまわりたる信心」ではなく、師に支配する心、弟子に依存する心があっては、親鸞聖人の大事にされた御同朋・御同行の関係性とは異なってしまうことが語られています。御同行とは、共に阿弥陀仏にたすけられていく仲間としてお互いに敬っていく関係性であり、たまわりたる信心ということを要にしている繋がりなのです。
次回は第七条について見ていきます。6月5日(水)14時からとなりますので、是非お参りください。