12月27日 親鸞聖人御命日の集い-仏具のおみがき-を開催しました

今年度最後となります、親鸞聖人御命日の集いを開催しました。先ず今日の『御文』で三帖目第十二通で説かれる、宿善の有無をどのように受け止めるかを見たあと、前回に引き続き『御絵伝』の後半部分について読み解いた。特に、山伏弁円の場面に着目して、親鸞聖人が自らを殺そうとしにきた弁円を穏やかなお顔で迎えたことと、その姿に武器を捨てて親鸞聖人の教えを聞く者になった弁円が、後に親鸞聖人の帰りを待つ今の自分と、親鸞聖人を殺害しようとした過去の自分を思い「山も山 道も昔に 変わらねど 変わり果てたる 我が心かな」とうたった事について学んだ。
 その後、修正会に向けてお集まりいただいた皆で仏具のおみがきを行い、終了後には一緒にお汁粉を味わった。お手伝いいただきありがとうございました。
 修正会は元日の11時から勤まりますので、是非ともお参りください。また、1月の御命日の集いは『一念多念文意』の学びを再開したいと思います。