11月27日 親鸞聖人御命日の集いを開催しました
4ヶ月ぶりに親鸞聖人御命日の集いを開催することができました。
今回の『御文』(2帖目第1通)は「お浚えの御文」と呼ばれておりまして、報恩講の翌朝に拝読される『御文』になります。見事なタイミングでこの『御文』について学ぶことができました。「細々に信心の溝を浚えて」そこに「弥陀の法水を流せ」ということの意味と、この『御文』の最後に語られる「称名念仏は、弥陀如来の我らが往生をやすくさだめ給える、その御うれしさの御恩を、報じたてまつる念仏なりと、こころうべきものなり。」という教えについてたずねました。
『唯信鈔文意』では、『五会法事讃』の文の「不簡貧窮将富貴 不簡下智与高才 不簡多聞持浄戒」についてたずねました。特に「不簡」の語に着目して考察しました。
次回は「不簡破戒罪根深」について考えた後に、仏具のおみがきを行います。年末でお忙しいとは思いますが是非お参り頂いて一緒におみがきをして新しい年を迎える準備をしたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。