6月5日 『歎異抄』輪読会を開催しました

 今回は「念仏者は、無碍の一道なり。」という、印象深い言葉から始まる第七条の輪読をしました。阿弥陀の本願に帰依して生きる者は、「天神地祇」という私たちが頭を下げていくことで安心していくという形で縛られて生きて行く、或いは「魔界外道」という仏道の教え以外に安らぎを求めて自身を考慮しないで生きて行くことから自由になり、自身の業を受け入れていく勇気をたまわっていくのだということを確かめました。本願に立脚して生きて行くのか、思いはからいに立脚していくのがが問われているのだと思います。
 次回は7月3日(水)14時から第八条について見ていきますので、是非ご参加ください。