10月24日 名響寺報恩講を厳修しました

 式次第…正信偈草四句目下 念仏讃淘三 弥陀大悲ノ誓願ヲ次第六首 回向願以此功徳
     『御文』五帖目第十一通「御正忌」
 平日にもかかわらず、多くの方にお参りいただきまして誠にありがとうございました。とても嬉しかったです。また、お忙しい中出欠の返信をしていただきありがとうございました。改めて御礼申し上げます。
 今回は首都圏教化推進本部本部員の湯口暁氏からご法話を頂戴いたしました。今この時もこの世界では戦争があり、命を奪い合うことが行われています。それは決して他人事ではなく、縁が整えば自らも戦争被害者にも加害者にもなるという事実を真宗は教えてくださっているのだ。阿弥陀さんにそのような自らの身の事実を知らされ、同時に共に生きていける世界を与えられるという摂取不捨の利益を今受けているのだと教えていただきました。
 報恩講に集い、共にお念仏を申す空間の中で、「共に生きる」とはどのようなことなのだろうという問いをまた皆さんとたずねていきたいと思います。また来年も是非お参りください。