1月 行事予定
1月1日(水)11時~修正会
法話:長尾朋聡(名響寺代表)
勤行の後、新年が始まるにあたり改めて真宗門徒の生活とはどのような営みなのかということについて、教化冊子『真宗の生活』によりながら考えていきたいと思います。…
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今年度最後となります、親鸞聖人御命日の集いを開催しました。先ず今日の『御文』で三帖目第十二通で説かれる、宿善の有無をどのように受け止めるかを見たあと、前回に引き続き『御絵伝』の後半部分について読み解いた。特に、山伏弁円の場面に着目して、親鸞聖人が自らを殺そうとしにきた弁円を穏やかなお顔で迎えたことと、その姿に武器を捨てて親鸞聖人の教えを聞く者になった弁円が、後に親鸞聖人の帰りを待つ今の自分と、親鸞聖人を殺害しようとした過去の自分を思い「山も山 道も昔に 変わらねど …
今回は欣浄縁と呼ばれるところを見ました。釈尊を目の前にして愚痴をこぼした韋提希は、憂い悩むことのない世界に生まれたいと願います。それに応えて、釈尊はさまざまな仏がたの世界の姿を韋提希に見せます。それを経て韋提希が願ったことは阿弥陀仏の世界に生まれたい、そして、極楽世界の姿を思い描く方法と観が成就する方法を授かることでした。
次回は1月13日(月)14時からを予定しております。休日になりますので、変更があった場合にはホームページにてお知らせいたします。…
今回は第十三条で説かれる「宿業」について見ました。宿業は決して運命論のような悲観的なものではなく、今、ここに私としてあることを受け止めましたという安定感を表していると学びました。
次回も第十三条についてみていきます。開催日が第1水曜日ではなく、第2水曜日の1月8日(水)14時からとなりますのでよろしくお願いいたします。…
今回は「厭苦縁」とよばれるところを見ました。ここでは、わが子によって幽閉され苦しみやつれはてる韋提希夫人が、釈尊に来ていただくのは恐縮なので目連尊者阿難尊者に来て欲しいとの願いに対して、釈尊が説法を止めて自ら韋提希夫人の前に来るという場面が説かれます。そして、釈尊を目の前にした韋提希夫人は、瓔珞を捨て妃ではなく1人の人間として、自らが抱えている本心を釈尊に向かってぶつけます。
釈尊がわざわざ説法を止めてまで韋提希夫人のところに来た意味や、韋提希夫人の本音を通して、人間の持つ我が身一つがかわいいという姿について考えました。
次回は12月9日(月)14時からとなります。是非ご参加ください。…
今回は『歎異抄』第十二条について見ました。第十二条では、往生の要を学問(学文)するかどうかにかかっているという異義が取り上げられます。真宗では本願の教えを聞くことを大事にします。聞法の期間が長くなるにつれて、様々な経文にであい、様々な解釈があることを知っていきます。知識がふえることは尊いことですが、次第に本願のこころよりも獲得した知恵を誇って生きるようになる危うさもあるかと思います。聞法することは、常に本願のこころを聞いていくことが肝心なのでしょう。愚かな身と知らされ、その愚かな者を救おうと立ち上がられた願いを、これからも聞き訪ねていきたいと思います。
次回は12月4日(水)14時からとなります。第十三条について学んでいきます。…
式次第…正信偈草四句目下 念仏讃淘三 弥陀大悲ノ誓願ヲ次第六首 …
今回は前回に引き続き「禁母縁」について見ました。今回見たところでは、母親である韋提希夫人を殺そうとするアジャセ王をに対して大臣がそれを諌める場面が説かれていました。アジャセ王を諌める際に大臣が言った言葉が「是旃陀羅(ぜせんだら)」という差別語でした。親鸞聖人もご和讃でこの言葉を用いておられます。経典、そしてご和讃に差別語がありそのことで深く心を痛めておられる方がおられること、また、この問題について大谷派がどのように向き合っているのかを見ました。
次回は11月11日14時から開催いたしますので、お時間ございましたらご参加ください。…